全国のLaQ初心者様から、LaQファン、
年齢は子供から大人までの皆様から
ご応募いただいた素晴らしい作品をご紹介します。

2018年2月 応募作品

一般部門(対象年齢13歳以上)

着道楽


★チャンピオン受賞コメント★
この度は栄えある賞に選んでいただき、ありがとうございます。
パーツの種類は少ないのに、作風は無限大。
始めて約2年になりますが、まだまだ底の知れない、素晴らしいおもちゃだと思います。
もっと広まって、皆で楽しめるといいですね。
私も精進致します。
今年は立体作品に取り組めたらと思います。
そして紫色が出たら『続・着道楽』を作りたいですね(笑)

■作品のアピールポイント■
《着物は、どれも形は同じ。
だからこそ、色・素材・模様・手法等で季節を描く。
お洒落の基本は季節の先取り。満開の桜と張り合おうなんてナンセンス。花見の時は春色の手染め石畳模様の着物を。裾にだけ、ふっくらとした刺繍の桜を忍ばせて。
夏のお洒落着、それは紗(しゃ)。透け感のある生地で、見た人に涼感を誘う。着ている本人は暑いのだけど…我慢我慢。下に着ている、メダカの長襦袢を敢えて透かしてみせて、小川のせせらぎとでもいった風情に。
秋の夕日に、照る山紅葉。まるで童謡のよう。赤トンボもお気に入り。一つ紋付だから、少し改まった場所にも着ていける。
鉛色の空からしんしんと降り積もる雪の中、古木の梅が咲き誇る。昔は花見といえば梅の事を指すほど人気で、300種以上もあるだとか。おめでたい柄だから、お正月にももってこいだわ。

…ね?形が同じ。だからこそ、これだけ多種多様な柄を付けたのではないかしら。昔の人の洒落っ気も大したものね。》
多層構造で着物を描きました。形・サイズが同じになるよう拘ってます。テープや糊等は使ってません。メダカ・楓もお気に入りです。冬では、隙間から雪を降らせてみました。

名前かろ 年齢33歳 住所埼玉県

★チャンピオン選考コメント★
重ねて、透かして、たくさんのテクニックを駆使して、美しい着物の柄を表現した作品じゃ。模様に込められた想いまでもが伝わってくるようじゃのう。

■月間賞選考コメント■
様々な手法で作った繊細な模様がとても華やかじゃ。着物の柄に込められた細やかな思いには「粋」という言葉がぴったりじゃのう。